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終夜side




「はぁ........」





一緒にはいられない。
そう言ったことを今更後悔する。




「葵.......」




今すぐあいつを抱きしめたい、キスしたい。
でも桃史さんに言われて目が覚めた。
俺のしたことは最低だ。なのに身体は葵を求めてやまない。





「好きだ......葵.....」








これ以上あいつに迷惑はかけられない、今ならまだ離れられる。






これ以上あいつを拘束しちゃだめだ。





だから離れなきゃ.....




「付き合ってないか......」





思いの外こたえるな......