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腹黒ドS王子の愛する人

第6章 一緒にいたい

ケータイを取り出して西条に電話をかける。



でて....お願いだから......





プツッ.....



「......もしもし?」


西条の声が聞こえただけで涙腺がゆるむ。



「さいじょっ....今からお前んちいくっ.....」


「はっ!?ちょ、葵」

話を聞かずケータイをきる。





マンション近くてよかった.....





数分走ってエントランスに着くと西条を呼び出す。



「あけて!!」



その瞬間扉が開く。




早くつけ!


最上階に行くまでの時間が長く感じる。



西条にあったらなに言おう。

何を伝えよう。





最上階に着き急いで走る。
西条の家のインターホンをおす。






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