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腹黒ドS王子の愛する人

第12章 両想い

「ばっか!!ちげーよ!」





思わず睨みつける。


「ふっ...あの日はお前が来る日だっただろ?だから待ってた。」





さらに誤解させただけだったけどなと西条は笑う。







「俺こそ、西条のこといっぱい傷つけてごめん。」






「いいよ。今はここにいるし。」





甘いキスが降ってくる。




こいつのこと、絶対大切にする。










「あ、そうだこれ!」





ハット思い出していつか美和子さんから預かったネクタイピンを渡す。





「これっ....」



「美和子さんが返してくれた。」






それを受け取ると西条はゆるく笑って話し始めた。

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