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リビングへの扉を開けて入ってきた西条の目に映ったのは汚くなったキッチンに焦げたスポンジ部分。






そして、その中に失敗の張本人。






俺の計画では西条が帰ってくるまでには全部できてて、サプライズでびっくりさせて.......





プレゼント渡して、よろこんでもらうはずだったのに.....







案の定家主である西条は変わり果てた自分の家のキッチンに呆然としている。







「ご、ごめんっ今すぐ片付ける！！」





「あー、大丈夫。気にすんな。」





そういうと西条はスーツのジャケットを脱ぎそのまま洗い物を始める。







仕事で疲れてんのに、さらに仕事増やして俺本当になにしてんだろ....,