テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人

第20章 初デビューなのですが。

「お前向こうで問題起こしてないだろうな。」



「えー、何さ。問題って。」



「女関係。」






その言葉に納得したように腕を組むと聡はいった。





「あー、まぁ昔の俺ならわかんないかもね。」


「社会人が出張で問題起こすな。」


「はいはい。流石に友喜がいるからそんなことしねーよ。」





さっきまでのおちゃらけた空気が消えスッと聡の目が細まる。







「噂の友喜くんね。」



「ちょっ、秋夜ぁ!さっきの仕返しかよー!」






そう言ってまたさっきのようにふざけながら嘘泣きを始める。きもい。







「きもいなお前。」


「うーわ、久々にきいた。秋夜のきもい。」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ