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☆幻想窓☆

第6章 某国の姫さん②


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テルたちは城につき
部屋でいる。

テルはベッドで寝転がっている

「ホル…おやすみ」

「……。」


ホルは何も言わなかった。

「まだ寝ないで」

ホルは顔を真っ赤にして言った
もじもじしているのが、彼らしくない。

「どういうこと?」

ホルはベッドの上に乗り

「テルとあそびたい」

はあぁぁぁぁ?
何?子どもっぽくなったんだけど!

「ちょ…あんた!あそびたいって…」

「ベッドの上だから何するか分かるよね?」
これはもしや、禁断の遊び?
「ひ…ひぃ…!」
急に口調が変わるとビックリする…
なんだか…怖い

おびえていると、ホルにキスをされた。
キスはほんの少し、軽いキスで。
「テル様はもう顔真っ赤にしておられる…誘惑なんて、悪い子だ」

ホルの綺麗な顔にみとれていた。
ゆらめくピアスときらめく髪…
「誘惑だなんっ…ふぅ…」
言おうとしていた口をキスで封じられる…
甘い時間が、始まった…


 

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