光
第15章 作戦決行②
「カナエ…好きだ」
耳に直接囁いて
私はぞくぞくって震える
「アツシ先輩…」
「ん?」
優しい笑顔
問いかける表情
「大好き…」
先輩を真似て精一杯背伸びして
耳元に囁いた
「嬉しいな…
こんな展開予想してなかった」
心臓壊れちゃうかもしれない
アツシ先輩のキラキラ笑顔の威力がすごい
「マジでカナエ…持ち帰りしたい
もう離したくない」
甘い甘いセリフ
とろけちゃうょぉ
「彼女になってくれる?」
まっすぐ見つめられて
「はい、よろしくお願いします…」
夢見心地で答える
にっこり笑ったアツシ先輩の嬉しそうな顔に
私もすごく嬉しくなる
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