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｢私…

本当にバカなのね…
無知なんだわ

知らないって怖いのね｣

トウコ先輩は泣きながら
そう言ってくれた

｢治るって言われたのに…

母の病気もどんどん悪くなるみたいで怖くて
お見舞いにも行けなくて…｣

トウコ先輩は泣き崩れた

私はまた怒って言った

｢だから、トウコ先輩！
病院なら今から行けばいいんですよ！
泣いてる暇なんてないんです!!

先輩達とまた仲良くなりたいなら今言えばいいんです！
みんないるんだから！｣

トウコ先輩は顔を上げて

｢そうね…！｣

みんなの顔を見て
涙をふく

｢今から仲良くなりたい…！


カナエさん！
友達になってください！｣