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Unfair World

第1章 Unfair World

希望のかけらがあった。

瑠璃の笑顔を取り戻す。かけら。


そんな希望のかけらを捨てるたびに、

屋上へ瑠璃は駆け上がった。

涙がこぼれないように

90度に首を曲げて

見ていてもどかしくなるほど、空を見た。

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