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大野さんがメンバーやスタッフをよく見ています。

そして、櫻井さんの行動が一番　めにつきます。

櫻井さんを追っかけているわけではなく、いつも目の前に櫻井さんがいるっと言う感じです。


大野さんが自分のせり出す台に立って、周りのスタッフの会話を聞いていて、

『事故』という単語で、忘れもしない大事件を思い出します。

思い出した瞬間“その時の感情”が吹き出しそうになります。

二宮さんの声で“その時の感情”は、辛うじて治まります。


この時の二宮さんは『大野さんの小さい変化が、気になったのから声を掛けた』くらいの感じです。


しかし、大野さんの一度思い出した“感情”はすぐには消えないので、櫻井さんが見えなくなった瞬間
“何とも言えない不安”として再び襲ってきます。


その不安が“何か”わからないまま松本さんに声を掛けてしまって、少し戸惑いながら、何か話そうとします