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制服の魔法

第17章 mission1

=Side水森 輝=

俺の楽しみは、同じ境遇の夏目ちゃんと喋ったりすること。

前まではいつも独りで、“仲間なんていらない”って思ってた

でも夏目ちゃんという仲間ができてから毎日が変わった気がした

俺が干されたのは、芸能科の奴を殴っただけじゃない

俺の家は豪邸だった。だから執事が何十人もいた。
執事達は従順で、小さい頃からいつも命令していた

でもそれは、学校では通じなかった

元々俺は芸能科の生徒だったが、悪行を働いてしまい一般科に落ちた

……と、これまで。


「針金探さないとな…」

今はmission1の作戦準備中

「なかなか無いなー。針金なんて。鍵持ってくと怪しまれるし」

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