
制服の魔法
第47章 初めての家
=Side一ノ瀬 蓮=
「ただ普通に好きだからかな。皆そうでしょ。同じ様に俺も好き」
薄々気づいていた。
輝も他の奴も、夏目を好きなんじゃないかって。
「―――フッ、そうか。別に俺には関係ない。ただの性玩具だからな。あんな普通な女俺らの周りにはごまんといるし」
「なーにそれ。見栄でもはってんの?ホントは夏目にデレデレなんじゃないの?」
「は?ちげーよ…………多分」
わっかんねぇ…
ホントは、こいつや港、織人にとられたくない。だからちゃんと言えば……
「夏目、おそいね。どんだけ話してんだろ」
嫉妬………か?
でも、これからだからな。夏目はどう思っているかわかんねぇけど、手に入れてやる
=End一ノ瀬 蓮=
