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甘く、苦く

第7章 天然【運命の出会い】

相葉side
今日から高校一年かぁ......
ちょっとめんどくさい....なんて思う。

男子校って女子いないじゃん。
なのになんで男子校にしたかって?
それは......受かる高校がここしかなかったから!(笑)

でも、全寮制だから、家よりくつろげそう。
うるさい人があんまりいないと思うから。

特に同じ部屋の大野 智くんはとっても静かでいい。

しゃっ.....しゃっ.....
鉛筆を走らせている音が聞こえる。
最初は勉強してると思ってた。
でも、違った。

大野くんは......絵を描いていた。

「すげー!こんなにすごい絵みたことないやー!」
大野くんはびっくりしてた。
そして......

「あっ、ぁりがとぅ.....」
と小さく呟くように言った。

は?なに今の ......かわいすぎるでしょ.....

それからだった。俺が大野くんのことを意識するようになったのは。

お風呂入るときに気が付いたこと。
華奢で、細いけど筋肉はついてる。
サラサラの髪の毛。

俺ってこんなに変態だったけ?なんて思ったりも......(笑)

でも、大野くんの仕草や、表情一つ一つがとても愛らしかった。

はじめて喧嘩したのは俺が大野くんの絵を汚してしまって黙っていたとき。
大野くんは
「別に汚してもいいよ?でも.....
黙ったままっていうのはいけないよ!相葉くん。」
って、怒られた。

確かに俺あの頃の自分にバカヤロー!って言いたい(笑)

それからだった。俺達が付き合ったのは。

俺がノリで
「ねー、俺達さぁ付き合っちゃう?」
っていったら大野くんが本気にしてこくんと頷いた。
大野くんも結構前から俺のこと好きだったんだって....
確か.....俺が大野くんの絵を汚しちゃったときから。

あれからもう三年。
今、一年の二宮 和也くんっていう子がかわいいなぁって思う。
一番は大野くんだけどね!
なんか、一年の頃の大野くんに似ているんだよなぁ....

まぁ、俺が好きなのは大野くんだからね!

「雅紀っ!みてみて!新しい絵描けたよ!!」
きゃっきゃっと嬉しそうに騒ぐ智。
かわいい.......食べちゃいたい。
「智...愛してる。」
「急にどうしたの?うふふ、俺も愛してるよ。」
智は唇を重ねてきた。

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