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甘く、苦く

第9章 お山 【君の隣で…】

櫻井side
あーあ、シェフ.....
なんでこんなときに来るのかなぁ....

告白できるかも.....って思ったのにさぁ!!

おばか!!!

リーダーは鈍感だし、シェフは空気よめないし。
みんな何でだよぉーー!
って、叫びたいっ!

「わぁー!しょうちゃん、美味しそうだね。」
って言いながらもリーダーはもう食べていた。

なんかさ、リーダーって受け身って思われることが多いかも知れないけど
すごい頼りになって、ダンスも歌もうまくて、とにかくカッコいいんだよね。

ほんわかしたく空気をつくってくれるしさ。
癒しの空間をいつもつくってくれるんだよねぇ。

「美味しいね。リーダーが喜んでくれてよかった。」
「うまひ、おいひいほ。」
多分「うまい、おいしいよ」って言ったんだと思う。


もっきゅもっきゅと口一杯に詰め込んで食べるリーダー。

面白いな。写真撮っとこ。

カシャッ!

「ちょっとぉ!しょうちゃぁん!
食べてるんだからスマホはいじっちゃダメだよ!」
リーダーらしくないまともなことを言われた。
「ごめんごめん。さっ、食べよっか。」
リーダーと美味しくご飯を食べた。


「「ごちそーさまー!」」
美味しかった。

二人で食べると更に美味しくなる。

「奢ってくれてありがとう。」
リーダーがにこにこしながら言ってきた。
払うつもりもないんでしょ?
そう言いたかったけど、リーダーはさっさっと車に戻っていってしまった。

その後ろ姿を俺は追いかけた。

「リーダー、じゃあさこのまま家に送って良いのかな?」
「んー?うん。お願い。俺ちょっと寝るね。」

リーダーはその言葉を最後にすぐ寝てしまった。
俺はマネージャーかっ!!
そう突っ込みたかった。


寝顔もカッコよかった。
きれいに整った顔立ち。
長いまつげ。
柔らかそうな唇。

全部くまなくカッコいい!!

あっ、そろそろリーダーの家か.....

ちょっと別れるの寂しいかも。
合鍵持ってるから開けちゃってもいいよね?

俺はリーダーを抱き抱えて寝室へ寝かせてあげた。

「.....おやすみ。リーダー。」
俺は寝ているリーダーにそっとキスをした。
多分、バレてないよね?

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