
甘く、苦く
第62章 大宮【素直に】
大野side
ぼんやりとした
意識の中で
「…だいじょぶ?」
って優しい声。
これはニノの声だ。
それ以外にない。
「…んー 、へぇきぃ」
行為が終わったあとは
いつも怠い。
…なんていうか、
ベッドから起き上がれない
「…んー、抱っこぉ」
「…しゃあねえな。」
そんなこと言いながら
ニノは終始笑顔で
…んふふ、
俺、愛されてるなぁ
なんて実感しちゃう
「…水〜」
「ほれ、」
「んー、」
飲ませて、っていえば
口移しでくれる。
…んふふ、
ちょっと煙草臭いニノのスウェットを
抱き締めて。
それを俺たちの間に挟んで
ニノを抱き締める。
「ニノぉ、」
「ん?」
「…好き?」
「あぁ、好きだよ」
優しく頭を撫でられて
じんわりと胸が熱くなる。
…俺、やっぱりニノが
好きなんだな…
ぼんやりとした
意識の中で
「…だいじょぶ?」
って優しい声。
これはニノの声だ。
それ以外にない。
「…んー 、へぇきぃ」
行為が終わったあとは
いつも怠い。
…なんていうか、
ベッドから起き上がれない
「…んー、抱っこぉ」
「…しゃあねえな。」
そんなこと言いながら
ニノは終始笑顔で
…んふふ、
俺、愛されてるなぁ
なんて実感しちゃう
「…水〜」
「ほれ、」
「んー、」
飲ませて、っていえば
口移しでくれる。
…んふふ、
ちょっと煙草臭いニノのスウェットを
抱き締めて。
それを俺たちの間に挟んで
ニノを抱き締める。
「ニノぉ、」
「ん?」
「…好き?」
「あぁ、好きだよ」
優しく頭を撫でられて
じんわりと胸が熱くなる。
…俺、やっぱりニノが
好きなんだな…
