無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

｢もう…アイちゃんは泣き虫さんだね｣

そう言って優しく抱きしめてキスしてくれた

｢プレゼント開けていい？｣

大きな箱と小さな箱
２個もある

｢いいよ｣

小さな箱から開けてみる
するとシンプルなデザインの私の誕生石のついたネックレスとアンクレットのセットが出てきた

｢かわいい…

ショウ君…覚えてたんだ…？｣

１年前まだチャットしかしてない頃にお誕生日おめでとうのメッセージをくれたショウ君

アイちゃんは彼氏にもらうならどんなプレゼントが嬉しいの？って聞かれて
仕事柄、指輪やイヤリングはできないからネックレスかアンクレットがいいなって言ったの…確か

｢気に入った？｣

ちょっと不安そうなショウ君

｢ありがとう

つけてくれる？｣

私は髪を持ってネックレスをつけてとおねだりしてみた
案の定ショウ君は悪戦苦闘
でも一生懸命つけてくれた
アンクレットもつけてくれた

暗い中アクセサリーをちまちま扱う様子がかわいい

｢嬉しい…！
大切にするね｣

もうすでにお腹いっぱいだけど
もう１個はどんなプレゼントかな？