テキストサイズ

フルートゥ

第6章 気づいてメロンとリンゴ



相葉くんの手をとって自分の手と繋ぐ


話してる途中 相葉くんが辛くならないように


相葉くんが泣かないように・・・


ううん、そんなの嘘


俺が只 相葉くんの温かさが欲しいだけ


俺のほんの少しのわがまま


雅「 あのね、その人とはずーっと昔から仲が良くてさ
どんなに苦しい時でも辛い時でも 一緒に同じ時間
を過ごしてきたの逆に 嬉しい時も楽しい時も

誰よりも気遣い屋で優しくて 誰よりも努力屋で
何でもできちゃう誰れがどう見てもカッコイイ
だけどね、その人には一つだけ弱点があるんだ
それはね 自分の事になるとさ鈍感なの
本当 少しは気づいてほしいのに・・・」


あぁ、その人の話をする時って
その人の事を思ってる時って

相葉くん こんな顔するんだ・・・


とてもじゃないけど勝てないよ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ