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虹色の精霊に導かれて…

第6章 ♬リハーサル♬スタート!

 ステージの裏側に車で乗り付けた。
一緒に乗っていたスタッフやカメラマンが下りた後

カメラ①視点

S「デカいね」
 車から降りながら周りを見回す櫻井。


O「まだ、作ってる途中?」
 続くように大野が下りる。


A「明日の通しまでには、出来上がるって!」
 追うように相葉も降りる。


チーフ「ココは野外だから、マスクするように!」

 チーフが一人一人にマスクを渡していく。


S「なぜ、マスク?」
 受け取りながら聞く櫻井。


N「砂ぼこりが凄いんです。
  この赤い大地ってサラサラの土で風が吹くと舞い上がるんだって!」
 マスクを付けながら二宮が答える。


M「じゃ、ステージいこうか?」
 松本が声を掛けて先に行く。


O「ああ!」
 大野も松本の後追って階段の方に向かう。




チーフ「あ、まて!大野」

 チーフに呼び止められる大野。

O「ん?」
 チーフの方に顔を向ける。

チーフ「ちょっとこっち来てくれ…」

 手招きするチーフ

O「はい…」

 大野はチーフの傍に走って行く。




スタッフ「松本さん!」
 先を歩いていた松本にも、別カメラグループが近づいていく。

M「ん?なに?」

 松本とスタッフが打ち合わせを始める。





 車から降りて、櫻井は自分の来ている黒いTシャツをしきりに触っている。
S「俺、踊れる服に着替えていい?」
 マネージャーを見つけて、駆け寄って行く櫻井。

A「俺も!俺も!」
 相葉も一緒について行く。

翔専属「嵐ハウスに着替え運んでいます」
 マネージャーが嵐ハウスを指さす。


S「ニノは?」
 櫻井は場所を確認して、すぐ、二宮に声を掛ける。


N「いいです…そのままステージで待ってます」
 二宮はトボトボと階段を行く。

 直に和専属が後を追う。

 その後ろ姿を見送る櫻井と相葉。

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