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虹色の精霊に導かれて…

第18章 通しリハ

着替えている間に、嵐ハウスはヘリが待機している広場の駐車場に着いた。


「この機体が登場と退場に使う“嵐ヘリ”です」



A「おお!」

N「なんだかんだで“嵐”入れたいんですね」

A「いいじゃん。全部“俺らの”って感じで!!」


N「確かに…“俺らの”だけど…」






S「写真とってもいい?」


「はい」


 櫻井首から下げているカメラを覗きながら、いろんな角度でヘリコプターをうつしている。


ハンディーカメラ「翔くん?なにしてるの?」


S「ん?何って、ちょっと物撮り… みんなに配らないと…ね♪」







M「乗り込むのは、向こうから?こっちから?」

「着地点と、ゲートの向きを考えると、こちら側から乗り込んでいただきます」


M「じゃ…乗り込んでいい?」


「良いですが…」

 写真を取っている櫻井をみて少し言葉を濁らす。


A「あぁ…終わってないです。誰か声かけないとこっち来ないよ?」


O「呼んでくる…」
 大野が歩き出す。



S「私ですか?」


A「そうそう!」

S「お待たせしました」
 頭を下げながらヘリに走ってくる櫻井。



「まずは、ヘリの座席表です」

座席は前側大野 松本 後側 櫻井 二宮 相葉と書いてある。

「カメラの位置がこことここです」
スタッフが赤いペンでチェックを入れる。

「予定では、望遠で中の様子もとる予定ですが、一度飛んでいただいて、映像を確認した上で、判断します」

S「先に、室内写真撮っていい?」

「あとで、資料お渡ししますよ?」

S「じゃ…後で…」




チーフ「ヘリの前で記念に写真撮ろうか?」


M「いいね!翔くんのカメラで撮ってもらう!!」

S「じゃ。並んで!!」

N「なに撮ろうとしてるのさ!翔さんも嵐でしょ。浜ちゃん!!撮ってぇ」


「はい!皆さん。こちら向いてください!!チーズ!」

五人「Alpha!」


カメラマン「もっと砕けてください!!」

両手両足を思いっきり伸ばしてポーズする五人。

A[イエイ!」
S「ヒャー!」

カメラマン「もう一回いきます もう一枚いきます」

カメラマン「はい チーズ」

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