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暴走族の秘密

第1章 総長×飛鳥

暗い闇を裂く様に、眩い光が駆け抜ける



爆音と共に現れたのは、全国No.1の暴走族『龍欧』



そんな龍欧に憧れた俺は、5年前に龍欧に入った



そして、今日は俺の憧れの総長『橘 湊さん』の誕生日暴走



心なしか、いつもより
皆が張り切って走っている



「飛鳥」



突然、名前を呼ばれ横を見ると、橘総長が乗っている車が横付けされていた




「どうしたんですか?総長」




窓を開け、俺を見る総長に話掛ける



「この暴走が終わったら、俺の所に来い」




それだけを言うと、橘総長は窓を閉め倉庫がある方へと走って行った






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