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暴走族の秘密

第1章 総長×飛鳥

幹部室の前に立った俺は、緊張していた


幹部室は、総長・副総長・幹部のみが入れる部屋で、下っ端の俺が入っていいような部屋では無い



でも、橘さんは此処に居るって言うし・・・



俺は、深呼吸をしてから幹部室のドアを叩いた



「総長、飛鳥です」



「入れ」



「失礼します」



ガチャ・・・



幹部室のドアを開けると、総長専用のソファーに座る橘さんの姿が目に入った



「座れ」



「は、はい」



緊張のあまり、声が裏返ってしまった



「そんなに緊張すんな、お前と話してみたくて、お前を呼んだだけだ」



「そうなんですか」



橘さんの言葉に、俺は胸を撫で下ろした




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