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例えばこんな日常

第2章 立ちトークの巻/all





櫻「にのは最近驚いたこととかってある?」

二「あ、こないだの休みの日家でゲームしてたんですよ」

櫻「あぁうん、安定のオフね」

二「そしたら急に電話かかってきて。
基本電話取らないのよ、ゲームやってる時とかさ、特に」

櫻「いや、取りなさいよ!基本用事あってかけてきてんだから」

二「や、でね、誰かなって見たら大野さんだったの、」

相「え?珍し〜」

二「でしょ?メンバー直で来るとかそうそうないじゃない、だからドキッとしちゃって」

松「確かにね、滅多にないよね」

相「え、ドキッてどんなドキッなの?」

二「いや"なんかあったのかな?"っていうドキよ。キュンの方じゃないですよ、もちろん」

相「あぁそっちだよね、ごめんなさい」

二「でね、ずっと電話鳴ってるから一旦セーブして出たのよ。"どした?"って。でも応答がないの」

櫻「え、」

二「"大野さん?"って言ってもなんも聞こえないのよ」

櫻「…あ〜それ怖いわ」

二「でしょ?ずーっとなんも聞こえなくて、うわ大野さん何かあったんだって思ってすっごい呼んだのよ、"大野さん!大野さん!"って」

松「怖いね、それは」

二「何回か呼んでも全然応答しないからさ、これほんとにヤベーやつだって思ってマネージャーに電話しようとして一旦切ろうと思ったの、そしたらガタッって聞こえて、」

櫻「ぇ〜…」

二「怖いでしょ?絶対なんかあったって思うでしょ?
そしたらそのあと小っちゃい声で"…ぁい"って、」

相「やっと応答あったんだ!」

二「そう!で、オレが"大野さん?だいじょぶ?"って言ったらこの人何て言ったと思います?」

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