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秘密

第20章 思出

※櫻井side

ルナがたくさんの「好き」を俺にくれてる

嬉しかった
言葉にできなかったけど
さっきよりも体が熱くて

このままじゃやばいって思って
ルナからゆっくり離れた



ルナの視線が俺にない気がしたから
後ろを見ると悪い顔したおじさん4人がこっちを見ていた







ニ「やっとですかw」

相「もぉー2人して鈍感なんだから〜」

そんなこと言いながら俺らの方に戻ってくる

「やっとってなんだよ!」

松「ルナは寝言で翔くん好きーとか言ってるし、翔さんルナに甘えられるとすぐ顔赤くなるし」

ニ「本当にやっとですよ」


寝言で翔くん好き?
まって想像しただけで可愛すぎる


大「負けないからね…」

智くんがボソッと言った言葉
俺だけは逃さなかった
みんな俺とルナのことで盛り上がっちゃってて
1人沈んでる智くんのことに気づいてなかった



でもただ好きって言い合っただけだし
付き合ったわけじゃないからね
ただ想いを伝えただけ



だって俺34歳だし
ルナまだ16歳だし

18歳差ってルナにとってどうなんだろう
って思ったら付き合って、まで言えなかった

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