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秘密

第9章 絆

※大野side



「ねぇねぇちょっと遅くない??」

もうルナがお風呂に入って30分も経つ
事前に教えてもらっていたさっくんの番号に電話かける

「あ、こんばんは、大野ですけど、」

「どうかなさいましたか?」

「あの、ルナっていつもお風呂長いですか?」

「いえ、15分程度ですよ」

「そうですか…ありがとうございます、失礼します」

「はい、」


「いつも15分ぐらいだって…見に行ったほうがいいかな?」

二「でも一応相手高校生ですよ?」

相「なんかあってからじゃ遅いんだよ!リーダー行ってきて!」

「う、うん」

ニノの言う通り一応高校生それも女の子だ

さすがにドアを開けるわけにはいかないから
ドアをノックしようとした

けど

中からルナの歌声が聞こえたんだ

言葉は聞き取れなかったけど
知らないメロディー

新曲かな?

とりあえず倒れていないことを確認できたから
リビングに戻る

櫻「どうだった…?」

「歌ってたよ」

ニ「なんですかそれw」

「でもなんかすごかった、歌詞まではね聞き取れなかったんだけどとりあえずすごかったんだよ」

松「大野さんルナの歌大好きですもんね」

俺、実はルナに出会ってから正確に言うとルナの歌声聴いてから、大ファンでCDもライブのDVDも全部買って毎日のように聴いている

「まぁね…//」

俺もいつかあぁなりたい
ファンの子とかには歌が上手いって言われるけど
しっくりきてないんだ実際
ひとつひとつの言葉に心がこもってるのが一瞬でわかる声。歌い方。
歌によっては涙を流しながら歌ったり、笑いながら歌ったり、本当に凄いんだ

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