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君とのステキなタシナミ

第5章 Case3-chapter.1

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いずみ「映画楽しかったねー?」

拓海「そうだな…」



嘘である。全然楽しくなかった。あんなにグロいなんて聞いてないぞ。
最初はもしや、これは抱きついてくるんじゃね?とか思ったけど、いずみは映画をニヤニヤしながら観てんの。



アイツにこんな趣味あったんだな。

…俺一応いずみの元カレなのに何もコイツのこと知らねーんだな。


いずみ「ねえ拓海」

拓海「どした」

いずみ「拓海ん家行きたい」




…え?俺んち?これはもしやお家デートってやつっすか。
あんなことやこんなこと期待出来るんじゃね?

いずみ「あ、でも確か拓海お兄ちゃんいるよね。大丈夫?」

拓海「いや、いいけど」


…てか兄貴今日確か出かけてる。
おふくろと親父も確か旅行だったんじゃ?





これは来た。



拓海「じゃあ何か昼飯食ってからいくか。」

いずみ「うん。」

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