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オムツン

第34章 三十四枚目

春の寝室に桜の花びらが舞い込んだ。

私は妻と裸で向き合っている。

妻に枷はない。

私は妻と抱き合う。

接吻する。

愛していると言う。

痛いほどに抱き締め合いながら、私達は広いベッドに横たわる。

そして、私は正常位で妻とセックスをする。

終わった後、私も妻も抱き合って、涙を流す。

長い時間…

桜の花びらが揺れて落ちる。

私は枕の下から、小型の拳銃を取り出して、抱き合っている妻の背中に銃口をあて、引き金を引いた。

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