テキストサイズ

Everlasting Love

第3章 道のり



ジャニーズ事務所から連絡があってからしばらくして、僕は桂くんと優誠にカカオの電話で報告した。


桂一『すげぇっ!!本間にジャニーズ事務所から連絡来たんや!!』


聖輝「僕もうびっくりしちゃって…その場で泣いちゃったよ!」


優誠『何でやねん…何ですずに連絡してん…』


桂一『いい加減諦めろや。』


優誠『あぁ…すずがケガれていくよぉぉ…』


聖輝「…優誠…」


桂一『すず、オーディション頑張れよ!』


聖輝「うん!ありがとう!」


優誠『ふん!書類審査通ったからってオーディションに受かるとは限らへんわ!』


聖輝「たっ確かに…そうだね…」


桂一『優誠!ええ加減にしろ!すずは今前に進もうとしてんのに俺らが妨害してどないすんねん?』


優誠『うぅっ…あかん…芸能界が絡むとどうしても悪い方向しか考えられへん…』


聖輝「優誠…」


桂一『とにかく!面接練習もしていかなあかんな!』


聖輝「そうだね…面接は練習しないとね…!!」


桂一『俺で良かったら練習付き合うで?』


聖輝「うわぁ…桂くんありがとう!」


優誠『おっ俺も…すずがどうしてもっていうなら手伝ってもええけど?』


桂一『上からかよ?!』


聖輝「あははっ優誠もありがとね!」


優誠『おぅ!俺ら親友やからな!』


桂一『妨害だけは無しやで?』


優誠『分かってるって!俺を誰やと思っとんねん?』


聖輝「頼りにしてるね、優誠。」


優誠「任せとけっ!」


桂一『ったく、このお調子者め!』


聖輝「あははっ!」


僕達は、この後もずっと話していた。

お父さん、お母さん、光樹くんも桂くんも優誠…は分からないけど、みんなが僕を応援してくれている。
オーディション…悔いの残らないように頑張らないと…!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ