
背徳教師
第10章 十時間目
しかし、そんな退屈な人生でも―――――…
退屈だとは…思わず和重先生は、生活していくのだろう――――――…
悪いことでは無いが…
俺は、決して選択しない人生だ…
「奥さん実家なら大変ですね…食事とか―――――…」
食事なんか…
自分で作ればいい話だが…
和重先生は、奥さんに任せっぱなしのような気がした…
「あ――――――…ですよね…あっちゃっ〜…コンビニですかね?」
「―――――…大変ですね」
「だよなぁ〜底梨先生だって、独り暮らしでしたよね?
コンビニ弁当が定番になりますよね?」
「―――ハハハ」
俺は、コンビニ弁当なんか食べない!!
栄養バランスが悪すぎる!
なるべく自炊している!!
しかも、野菜中心メニュー!ナルシストは内蔵まで管理してなんぼだ!!
最近では、フルーツビネガーにハマっているが…
そんな事は、口が裂けても言わない――――――…
