テキストサイズ

背徳教師

第4章 四時間目


「そうですが?チョークを持ったりして汚れてますよ?」


指を品物のように生徒達は見たり手に取ったりする


「綺麗…指が長いのもあるけど!乾燥してない!!それにいい香り〜〜〜〜〜!」



生徒は男女問わず俺の手をクンクンと犬のように嗅ぐ…


この光景が全員が全裸だとしたら…


恐ろしく甘美な“背徳”複数プレイなのかな?とか…考えてしまう…




「底梨先生は、ハンドクリーム使ってますか?」



香りに敏感な一人の生徒が俺の手を何度も嗅ぎ確認する



確か―――――…2年の…


原 薫(ハラ・カオル)だ――――…



「ハンドクリームですか?ああ、最近乾燥が気になり使い始めました!こちらです」



俺は、ポケットから愛用のハンドクリームを出して見せた



「先生!!このハンドクリーム!今一番人気の”ローズガーデン“のプレミアムローズじゃないですか!!
手に入らないって…皆言ってて――――――…すごい」





「え?そうなんです?ドラッグストアで売上ナンバーワンってのを買っただけなんだけど…」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ