
背徳教師
第5章 五時間目
そう思うと――――――…
“背徳求愛者”の力が働くのか…
授業中…
ほとんどの教師が職員室を出ていき…
役員室にも校長室にも誰も近づかない時間帯に―――…
若い教材営業マンが現れた…
タイミングは、今らしい…
営業マンを対応し談話室に彼を通す―――――…
歳は…俺とそう変わらない…
若い…スッとした出で立ち…
教頭は、こんなのがタイプか?
いやいや…早合点はいけない…
これで空振りなら…別の“背徳”を探しにいかないと…
「いつもお疲れ様です。教頭先生の気に入る営業をお願いします」
「えっ///は…はぃ…」
手に取るような動揺……
若い男は、素直なのだろう――――…
性に素直な年下と
性に植えていたベテラン女教頭…
ど〜なるか…楽しみ。
