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夢。 〜 O×S×A×N×M 〜

第5章 にのあい story

「おっはよー!」


火曜日。
いつものように
レギュラー番組の5人での収録


「おはよう、雅紀」

「しょーちゃぁーん♪」


「うわっ!ちょ、新聞!
もー、いきなり抱きつくんじゃねーよ!」

翔ちゃんが読んでた新聞の上からダイブして怒られた



「あのさぁ、加減ってモンを知らないの?」

松潤にトドメを刺されて、


「だよね、そーだよね。
ほんっとスミマセン…」



「相葉ちゃんらしくていいんじゃね?」

さすがリーダー!


「だよねー♡」

リーダーがふふっと笑う



「朝からうるさいんだよね!」

「あれ?ニノ、機嫌悪い?二日目かな?」

「バーカ!あいばか!」




これが、俺たちの日常
これが、俺たちのカタチ。



「スタンバイお願いしまーす!」


「よし、行くか!」

ぞろぞろとみんながスタジオに向かう



「ほら、相葉さんも行くよ?」

差し出されたニノの手。



ほらね
何も変わらない



それでも昨日の夜の出来事は
嘘じゃない
夢じゃない
それを心の拠り所にしながら、



「うんっ!行こ♪」



沢山の人に夢を与えながら
叶えられない夢を見て
俺は『嵐の相葉雅紀』を生きていく…。









★完★

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