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☆ラリマーの扉☆

第23章 流星と金星飴

「おいしいわ…これ。一体どこで?」

「これはですね…。校長先生にもらったのです…」

校長先生から!?
さすが伝説の生徒、星塚雨男!

もらうものがレアだなんてっ!

「へぇ……」

「どこで作られたかはわかりませんけどね」

いやいや…すごいわ。

「それより、勉強しますか?」

「んぶっ…」

金星飴で勉強のこと忘れてたわっ

「じゃ…するわ!」

「その言葉を待ってましたよ
放課後、お会いしましょう……」

秀才君と約束しちゃった。ふはぁ……

どうなる、わたし……。

2人っきりで、だよ…
キュン死しないようにしなくちゃね…

「は…はい」

「来たら金星飴食べさせてあげる」

金星飴!

一瞬にしてハマってしまった飴!

「やったー!」

星塚君はフフ、と笑って教室を出ていった…。

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