テキストサイズ

アイツまで徒歩5分

第13章 色っぽいのは誰のせい?


「なら……出木杉君は…片想い中なんだ〜!出木杉?あれ?彼、一関じゃないっけ?」



俺は、中森に一関が最知に対して紳士的かつ人畜無害であった時の事をおしえてやった…



「あ〜…なるほど…そりゃぁ…“出木杉君”だな…ドラえもんいなくてもやっていけるタイプ!しかも、見事なまでのモブキャラ!」


中森も、出木杉一関のあだ名に納得!




「つ〜か!聞こえてますから!!

あっ!!ママさん、結羽にそんなにカクテル進めないでください!!」



「え〜〜〜〜〜〜…だって、見て!この子犬の様な眼差し!!」




一関に制止されながらも…カクテルのお代わりを要求する最知に……



一同…ため息――――――…




///可愛い…




「え〜?一関…後、1杯だけ?ね?ダメ?この、温泉饅頭あげるから!ね?」




「〜〜〜〜〜〜〜…これで終わりだぞ?」





「は〜〜〜〜〜い!」




最知は、すでに酔っぱらい…

記憶は無いと思われる…



「ボクちゃんが手にしてる饅頭は、私への温泉土産なはずだけど――――――…

可愛いから…許しちゃう!」





バケモンも…最知の意味不明な発言と行動に突っ込みつつも…許してんじゃん!




「はぁ〜///ボクちゃん、食べちゃいたいくらい可愛い!」








「「「本当に食いそうだ」」」





「おだまり!先に、お前ら食ってやろうか!!」




おっと、ハモッちまった!


お〜…危ない危ない!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ