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二人で過ごした日々

第1章 きみへ


私たちは幼馴染だったよね。

そして付き合った。


ちっちゃい頃からずっと一緒で、私はずっと君が好きだった。

君も私を好きでいてくれたみたいで。

中2のとき君が告白してくれた。私は幸せすぎて涙を流したよね。

ちょっと恥ずかしかったな。

君はびっくりして焦ってたよね。

「泣くなよ」って私は「ごめん、嬉しすぎて」って答えたね。覚えてる?


私は今でも鮮明に思い出せるよ。

だってあの時本当に嬉しかったんだもん。

優しくて、明るくて、面白くて、みんなや先生からも信頼されて、男子からも女子からも人気で。

そんな大好きな君から好きって言葉が聞けて。

かわいい人、きれいな人、優しい人、いろんな女子にもててた君が私を選んでくれた。

私何回も妬いてたんだ。

妬いてたし泣いてた。

君がいつか私から離れていくんじゃないかって。

君はいつもそばにいてくれた。

登下校も一緒。

家も隣。

幼稚園も小学校も中学校もそして高校も。

休みの日だって遊びに来てくれたり遊びに行ったり、でかけたり。

一緒にいた時間が長すぎて失うのがすごい怖かった。

いつか一人になっちゃうんじゃないか。

いつか君が誰かと付き合ってその子に君を取られちゃうんじゃないかって。

でも、君はどこにも行かなかった。

私といることを望んでくれた。選んでくれた。

それが何より嬉しかった。 

ありがとう。


付き合ってからというもの最初はちょっと照れくさかったけど、毎日手をつないで登下校したり、ハグしたりされたりしてイチャイチャしてたよね。

私にとってかけがえのない宝物だよ。

君にはたくさんの思い出と幸せをもらった。

心から感謝してる。

長くなっちゃったね。

これでもまとめたつもりなんだけどなー笑

書こうと思えばまだまだあるんだ…苦笑

今まで本当にありがとう。

私がいなくなっても君は新しい人を探して幸せになってください。

幸せにならないと私が許さないんだから!

次あった時にどーなってもしらないからね!

じゃーね。元気でいてね。

           

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