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二人で過ごした日々

第4章 小6~修学旅行〜



目が覚めたら優人の姿が見えないから驚いてあたりを見回すと足元の方で眠ってたんだよね。

綺麗な寝顔だったなー。

思わず見つめちゃった。

見つめてたらいつの間にかまた寝ちゃって目開けると優人が私を真っ直ぐな目で見てたんだ。

すっごいびっくりした。

でもお互い何も喋らず見つめ合ってた。

私は相変わらず綺麗な目だなー。

なんて思いながら見てた。

どれくらいだろ。

ずっと二人で見つめ合ってた。

すると、優人が「お前寝顔もかわいいんだな」って。

突然言葉を放った。

いきなりだったから顔が一瞬で真っ赤になっちゃった。

「顔真っ赤だぞ」って言うんだもん。

「わざわざ言わなくていい!」って顔隠しながら言ったよね。

しばらくしてみんな帰ってきてみんなでご飯食べたりお風呂はいったりしたんだよね。

その時に聞いたんだけど、優人が先生に頼み込んで一緒にいてくれたんだって。

ほんと優しすぎるよ。みんなとの旅行すっごい楽しみにしてたのに。

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