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小さな恋のストーリー

第1章 振り回されて

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トオル君、まだ頭痛い

薬は飲んだの

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そっか、じゃあ今回は残念だけど...


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待って、もう少ししたら効くかも

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うん、まだ時間あるし待ってるよ

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こんなやり取りが何回かあった。


開園時間は迫ってる。


さすがにこりゃ無理だと思ってきた。


僕は半ば諦めて夕飯のカップラーメンを開けてお湯を注いだ瞬間だ。


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