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カワイイ子には気をつけて。

第6章 six

織side

それは突然だった…


太虎が傷だらけで学校に来たのは。





目は眼帯をして、首は包帯…


さらに、夏だというのに長袖で。



そりゃ、目立つし…


『何アレ?…虐待??』

『かわいそう…』



影でいろいろ言われてた。




竜弥って奴だけは太虎に近寄って


手を引いて教室を出ていった。



俺は何も出来なかった…



あそこまで酷いとは思わなくて…



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