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泣かぬ鼠が身を焦がす

第1章 濡れ鼠


手のひらに出た精子を見る


んはは、社長さんのより全然薄いわ
どんだけ溜めたらあんなになんのかな

俺人生で1度もあんなに濃かったことないかも


「ん……んー……」


指に付いたものをぺろぺろ舐めてお掃除


自分のだと美味しくないなー


綺麗に舐めたら早々に布団に入った


よしよし
今日は新しい飼い主候補も見つかったし、風邪も治ったしいい気分で寝られるぞ


「ふぁ、あ……ん、眠いなぁ……」


明日、もし社長さんが俺のこと飼ってくれる気になったら、1番に抱き枕を所望しよう

なんかないと寝にくい


人なんかじゃなくていいから、ぬいぐるみとか




いや、暗い考えはやめよ

とにかく寝よう


そういえば俺、今すっげー高いところにいんだよね
考えるだけでゾクゾクするなぁ

窓辺で隣のオフィスから見られないか心配しながらのセックスとか
窓から身体乗り出して落ちそうになりながらのセックスとか

いいなぁ


でも社長さんそういう特殊なプレイしてくれなさそ

俺が調教するっていう手もあるけど、やっぱり俺的には調教はされたい側なんだよねぇ

社長さんがあのデカチンでどんなセックスすんのか、楽しみだなぁ

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