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泣かぬ鼠が身を焦がす

第21章 能ある鷹も身を焦がす(サイドストーリー)


そしてそれと同時に、私の中にあった三村様のものが一瞬大きくなり私の中に射精されます

何度か強く押し込むように私を突き上げられた三村様の入った先には、温かいものがじわりと広がる感触が致しました


2人の荒い息づかいだけが私の耳に聞こえます


暫くして私も三村様も息がある程度整った頃、私の頭に三村様が触れる感じがして


「……っ」
「眩しい?」


目隠しが外されました

久しぶりに見る明かりはとても眩しく感じましたが、それと同時にこんなに明るい場所で三村様に痴態を晒したのかと考えると再び羞恥心が沸き起こってきます


あ…………そういえば手が痛い……
結構引っ張ってしまいました


そう考えを変えた私と同じ考えをされたのか、三村様が手錠を解いて赤くなったところを摩って下さいました


「痛い?」
「……いえ、大丈夫です……」


先ほどのあの行為に対する説明は一切されないのでしょうか

あんな
恥ずかしい、ことを……されてしまって
私はこれからどんな顔をしてお仕事をすれば……っ


起き上がり、話すことも思いつかずに俯いてしまうと、三村様がベッドから降りて行かれました

そして戻っていらっしゃった際に手に持っていたのはティッシュペーパー

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