
泣かぬ鼠が身を焦がす
第33章 能ある鷹も身を焦がす(サイドストーリー2)
恥ずかしくて恥ずかしくて目を背けてしまいたいと思う反面、じっくり見て欲しいなんて思ってる自分がいる
あぁ、見られてる
すごい見られてる
大きなシミが出来てる俺の下着、じっくり……っ
俺が緊張と興奮で身体を硬くしていると、下着についていた滑りを纏わせた指を綺麗にしろと口元に差し出された
自分の……なのに……っ
なんでこんなに、美味しく感じちゃうんだろ
その間に伊藤さんに脚を焦らすように撫でられて、言葉で責められる
そんな理想の展開に俺はもう全身トロトロになった
そしてその俺の身体を、伊藤さんは下着越しのそこに軽く歯を立てることでまた硬くさせる
まただ
痛いのに、気持ちいい
歯が食い込む感触、やばい
俺、先端からダラダラ垂れ流してるの自分でわかるぐらい感じてる
ぐちゃぐちゃに濡れた下着を脱がされて、今度は優しく舐められる
その優しい刺激に焦れた俺が自分でおねだりすると、伊藤さんのそれで貫かれた
「ふ、ぁぁぁあっ……!!!!」
ビリビリ、と衝撃と快感が脳天まで走って、口から自分のなんて信じられないような声が出る
尻が裂けるように痛い
はずなのに、快感の方が全然強くて何も感じられない
