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完全不定期版 経済財政愚問放談

第1章 北朝鮮の水爆実験を踏まえて・・・

年初から荒れ放題の世界情勢で有ります

サウジアラビアとイランは国交を断絶し、北朝鮮は事の真偽はともかく水爆実験を敢行、『日韓慰安婦問題合意』に隠れて中国の海警が機関砲搭載した大型艦艇を尖閣に領海侵犯するなど、日本はマッタク平和からは程遠い状況に有ります

ホルムズ海峡はいよいよ封鎖の危機に陥り、原油輸入の生命線で有る日本は自衛隊派遣を真剣に考えなければ成らない状況です


今は原油価格が需要縮小の為に下がっておりますが、いざホルムズ海峡封鎖となれば、以前の160円台など大幅に通り越し、200円オーバーも現実味を帯びて来るでしょう

原発が未だに低可動な日本では、電気価格の高騰が懸念されます

これは電力の小売り自由化とは関係無く、むしろ自由化したがために余計に高騰する可能性が高いのです

何せ火力発電に高度に依存している現在の日本では、原油価格に電気料金が大きく左右されるからで有ります

エネオスなりの新規発電業者が、如何なる発電方法で電気小売をするのかが大問題となるでありましょう

現在の原油価格の下落は、主に中国のバブル景気崩壊(景気後退による需要不足)や、中国輸出に頼った新興国の景気後退が原因で有ります

要するに今世界的には『デフレ』基調で有り、世界的な需要不足が起こっているので有ります

そんな中で、安倍内閣は来年以降消費税増税を行おうとしている訳で有ります

愚か者としか言い様が御座いません

オマケに補正予算は3兆円と需要不足分10兆円にマッタク届かず、意味を成しておりません

参議院選挙対策に低年金高齢者に年3万円助成するそうですが、月に換算すると2500円です

消費税分の支払いにも足りません

どこまでも人を食った政策を出して来ている様に感じて成りません

そんな最中に北朝鮮の水爆実験です

水爆実験の事の真偽は、日本の核武装論議にとっては基本的にはどうでも良いのです

今こそ憲法9条改正か独自憲法成立の大チャンスで有り、北朝鮮の水爆や中国の核兵器や尖閣問題を理由に核武装の実現を世界にアピールする大チャンスなので有ります

日本が今回の『従軍慰安婦問題合意』や中国の尖閣諸島の領海侵犯を繰り返されているのも、核武装をしていないが為の事なのです

国際外交には、武力や経済力のバックボーンが必要なのです

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