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偽りの向こう側

第3章 ライン開始

私の名前もミナミのままで
アイコンは近所を徘徊しているノラ猫を
撮影したものだった。

「嵐くんて本名なの?」
『ちゃうよ笑 ミナミちゃんは?(´・ω・`)』
「私も違うの(笑)」

本名なんて知らなくてもいいと思った。

嵐は単なるチャット友達。

『そっか笑 ミナミちゃんていくつ?(´・ω・`)』
「25だよ(笑)嵐くんは?」

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