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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第7章 秘密の場所で思わぬ遭遇

「その経験は社長になる為の試練ですか?」

本條グループは同族経営。

きっとそういうことだろう。

「少し違うかな。試練という面では
当たってるけど」
「だったら何かやらかしてしまったとか……
あ、ごめんなさい!」

調子に乗ってしまい
つい出過ぎたことを口にしてしまった。

恐縮している私の顔を見て
斗真社長は笑った。

「そうだね。俺はやらかしてしまったんだ」
「社長……何も私に話を合わせなくても……」

斗真社長は再び遠くを見つめる。

「悪いのは俺。俺なんだよ」

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