無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「その飼い猫とチューしたことあります？」

ドキドキドキドキドキドキ……

「あぁ……あるよ。でもどちらかというと
猫の方から舐めてくるというか……」

私から斗真社長に唇を重ねた。

長いキス。

斗真社長は抵抗せずにいてくれた。

「だって私は斗真社長の猫でしょ？」

唇を離すとなぜか勝ち誇ったようにそう言った。

照れ臭いということもある。

「こんな長くはなかったけどな」

斗真社長がはにかむ。

「猫検定合格ですか？」
「猫検定って……遥香はホント面白いな」