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ふたり、溺愛中

第11章 これが、ホストさんのお仕事だもん!




悠さんのお店に行く時と同じように電車を乗り換え、やって来たのは人の賑わうショッピング街。




日中はひとりプラプラウインドウショッピングして、遅くなったらそのまま悠さんのお店に遊びに行っちゃおうかなって思ってるの。








「…お腹すいちゃったぁ。
まず先に、何か食べに行こうっと」




本当なら、悠さんと一緒にご飯を食べに行きたいんだけどな。
忙しそうだもん。しばらくは難しいよね。



生活時間はお互いズレてても、でも悠さんはどんなに遅くなっても、ちゃんと家に帰ってくれるんだから。

だから、今はそれだけでいいの。








「あ、あっちの方におしゃれなレストランがある。
行ってみよう」




ひとりでご飯はちょっぴり寂しいけど、でも思考を変えて、今はひとりを楽しむの。


良いところを見つけたら、いつか今度は悠さんと一緒に食べに行くんだもん。








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