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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡

第11章 ちーちゃんの夏休み♡partⅢ♡







「はい、つきましたぁ♪」


──ドーン!!


「へ…」


な、なんじゃここは………


ホノルルの中心、もとい魔王の城から半強制的に連れ出され、規格外の爽やかボーイズたちに揉みくちゃにされることおおよそ40分。

アタシたちを乗せたリムジンはとある閑静な高級住宅街の一角で停車した。


「いやぁ、相変わらずここは静かでいいわぁ♪」

「あはっ♪葵くんとあのままホノルルになんていたら夜も眠られないもんねー♪なんせ誰も頼んでも呼んでもないのにさー…」

「はいそこー」

「いるだけでオンナが集(タカ)るわ集る」

「黙るー」

「それが何処から沸いて出るのかなんて知らないけどー」

「うるさいよー」

「ホノルルにはオトコの人なんていないんじゃないかっていうレベルでさー」

「聖ぃ!?」

「あぁでも、こないだのは超ウケたよね」

「ひーじーりぃぃい!!!」

「一線を越えてさ、とうとう逞しいアメリカンマッチョに掘られるとこだっ……ん?葵くんさっきからなんか言っ…───」


あ…

これってもしかして…


「おだまり───っ!!!」


─ゲシッ!!


「ッ痛ぅぅう…!!!!!」


やっぱりこの展開⁉





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