テキストサイズ

理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第22章 更なる飛躍

「初めまして。理佳と申します。
この度は御指名ありがとうございます」

新規の客は一人で来店していた。

40代後半で三つ揃えのスーツ。

身に付けている装飾品はどれも高級だが
嫌味を感じない。

「江崎と申します。評判通りお美しい方ですね」

恐らく互いに初見だろう。

江崎から頂いた名刺には
横浜市中区の住所が記されていた。

「遠い所からお越し頂きましてありがとう
ございます」

不動産会社の代表取締役らしい。

「それには訳がありましてね」
「その訳というのは私を指名されたことに
繋がります?」

ゾクゾクしてきた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ