テキストサイズ

理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第27章 智也の事情~社会人③~

「バラすなり告げ口するなり好きにしろ」

それで美鈴の気が済み
正式に理佳と向き合うことが出来るのなら
仕事くらい失っても構わない。

「智也。あなた根本的な所が分かって
いないようね。どうして私がその情報を
知り得たか」
「どうせ親父に吐かせたんだろ。
汚い手を使って」

今の美鈴なら手段を選ばないことは
充分考えられる。

「汚い手なんて人聞きが悪いわね。でも
まぁ無きにしもあらずといったところね」

美鈴は笑いを堪えきれない様子で
俺に向かって携帯電話の画像を見せつけた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ