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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第32章 仙石涼介の事情①

いくら自宅に帰って来たといっても
ひとりで居ることが怖いのか。

そりゃそうだろう。

親友が亡くなり
その上、監禁強姦まで
されたということなのだから。

「分かりました。ゆっくり浴びてきて
ください」

善良な市民を守ることも
我々警察官の勤めである。

椎名理佳を男として守りたい気持ちも……
否定出来ない。

「ありがとうございます」

こともあろうか椎名理佳は
俺の目の前で服を脱ぎ始め
俺は慌てて視線を反らし背を向けた。

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