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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第33章 理想へ向けて②

その為にも仙石と身体を重ね
私への想いを確固たるものにしたい。

「智也が出所したことを考えると怖い……
きっと私まで……美鈴がされたように……」
「大丈夫ですよ。椎名さんの身は警察が
全力を掛けてお守りします」

だからそういうことじゃなくて。

「これからの毎日が不安でたまりません」
「いつでも警察に相談されてください」

固いな。

見た目は女に不自由してなさそうだけど。

そもそも私のことがタイプじゃないとか。

仕掛けてみるか。

「仙石さん……冷たいですね」
「えぇ?」

仙石の表情が驚きのものとなった。

脈はある。

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